経理だけじゃない!請求書作成・郵送のWEBサービスは「freee」を使うべし!

経理系WEBサービスでのトップシェアを誇るfreeeですが、その人気を裏付けるように、経理のWEBサービスとしては他の追随を許さないレベルまで成長しています。

これまでフリーランスになってから3年。3度の確定申告はすべてWEBサービスのfreeeを使ってきました。

freeeは、オンライン口座やクレジットカードを登録しておくことで、振り込み情報などの口座の動きやクレジットカードの使用状況を自動で取り込み、会計を劇的に簡単にしてしまうWEBサービスで、これを導入してからというもの会計処理に困ったことはありません。

請求書の管理について述べる前に、まずはfreeeを使ったことないという方に向けて簡単に特徴を述べておきたいと思います。すでに類似のものを使っている場合は何となくわかると思いますので読み飛ばしても大丈夫です。

freeeの簡単な説明

freee

経理処理をほぼ自動化

経理処理はフリーランスにとって、特にやりたくない業務のひとつです。できることなら会計処理を簡略化して、浮いた時間で自分のサービスや商品を売っていくことに集中した方がいいに決まっています。

freeeでは、サイトのキャッチコピーで「経理の効率が50倍に」と大々的に書かれているように、経理処理を劇的に簡略化することが可能です。

口座情報の自動取り込みや、クレジットカードの情報の同期など経理に必要な機能が一通りそろっています。

口座振り込みなどで、何度も登録するようなものは、freee側で事前に予想して提案してくれるなど、使い続けるうちにどんどん自分の手に馴染むような経理ソフトに変化していきます。

見積書・請求書・納品書などの作成が可能

他にも様々な機能が!
他にも様々な機能が!

フリーランスであれば少なからず、見積書や請求書を作成することがあると思います。

え?まだExcelで見積りや請求書をつくってるんですか?もうかなり時代遅れですよ。。。

freeeを使えば、見積書や請求書はサービス内で作成することができます。見積書から請求書へ変換できるのはもちろんのこと、便利なのは作成した請求書をそのまま経理データとして登録できるという点です。

しかも決済期日を登録するので、期日を超えても振り込みがなかった場合などは、画面上で未決済のものを通知してくれるので、決済漏れにすぐに気づくことができます。Excelで管理していたとしたら、銀行口座とにらめっこしながら、振り込みが完了しているかどうかをひとつひとつ調べていかないといけません。

いい意味で請求書を登録したら、すぐに忘れればいいのです。請求がもれていないかどうか、振り込みがちゃんとされているかどうかを覚えておく必要がないので、その分他のことを考える余裕が生まれます。

また、今回の本題である「請求書」に関して、最近(2016/08現在)新機能として請求書の郵送サービスが始まりました。

これが喉から手がでるほど欲しかった機能なんです!
これによってもうfreeeはフリーランスにとって手放せないサービスになりました!
(下で詳しく書きますね)

確定申告書が簡単に作れる

freeeで経理処理をしていれば、年末、ほぼ確定申告書が完成している状態になっています。

freeeでの経理処理は確定申告に基づいた登録方法なので、流れに沿って淡々と登録しておくだけで、基準にのっとった経理の登録が可能です。

あとは画面上の「確定申告の作成」というメニューから作成し、つくったものを自宅で印刷して税務署にもっていくだけ。

確定申告書の作成

はっきりいってめちゃくちゃ簡単ですし、これまで3度の確定申告でも不備を指摘されたことは一度もありません。

僕がやっていたことは普段、銀行口座やクレジットカードの同期で入ってきた情報を、振り分けしていただけ。これだけなので、確定申告で2月頃にあたふたした記憶もありません。

スマートフォンアプリでも経理ができる

これもポイントで、スマートフォンアプリでスキマ時間を使って経理処理が出来ます。

スマホで簡単経理

同期した口座情報などを、スマートフォンで指一本である程度の経理処理ができてしまうので、待ち時間などサクサクっと経理ができてしまいます。

ただ、スマートフォンだけで経理ができるかというと、そんなことはなくPC版(ブラウザ版)でしかできない細かな操作もあります。

あくまでスマートフォンはその補助といった使い方になるでしょう。上で書いた見積書の作成などは現時点ではできないので、これはブラウザ版を使う必要はあります。(今後のアップデートでできるようになりそうな気もしますが。。。)

Macでも使える

freeeはブラウザ上で動作するWEBサービスなので当然Macでも動作します。

これまで経理系のソフトはパソコンにインストールする必要があり、しかもWindowsでしか動作しないといった制約がありました。

近年Macがシェアを伸ばしているにもかかわらず、Macでも使えるインストール型の会計ソフトは存在しません。

ですが、freeeはブラウザさえあれば動くWEBサービスです。当然、Macのブラウザでも動作するので、OSに左右されることなく、文字通りどこでも経理処理が可能です。

MacだろうがWindowsだろうが関係ありません。もちろん、iPhoneでSafariなどのブラウザを使ってログインすることも可能です。

この先、Macに乗り換える、Windowsに乗り換えるといったことがおこっても、freeeにはなんの影響もおよぼさない。これは先のことを考えても大きなメリットです。

レシートを写真で保管

スマートフォンアプリで経理ができるという点につながりますが、レシートを写真で撮って保管しておくことができます。アプリ内の「ファイルボックス」という機能にて、レシートを写真にとって保管できる上に、OCR機能を使って、ある程度自動で文字を読み取ってくれるので半自動で登録可能です。

OCRとは

光学文字認識(こうがくもじにんしき、Optical character recognition)は、活字の文書の画像(通常イメージスキャナーで取り込まれる)をコンピュータが編集できる形式(文字コードの列)に変換するソフトウェアである。一般にOCRと略記される。OCRは、人工知能やマシンビジョンの研究分野として始まった。研究は続けられているが、OCRの中心はその実装と応用に移っている。紙に印刷された文書をデジタイズし、よりコンパクトな形で記録するのに必要とされる。さらに、文字コードに変換することで機械翻訳や音声合成の入力にも使えるようになり、テキストマイニングも可能となる。研究分野としては、パターン認識、人工知能、コンピュータビジョンが対応する。

引用元:光学文字認識 – Wikipedia

ただ、レシートのフォントや見やすさによって取り込まれる情報に誤りがあったりするので、あくまで補助機能として、最後は人間のチェックが必要になるのは間違いないです。

ここまでのまとめ

ここまでがfreeeの簡単な説明でした。これだけの機能があって、月1000円程度で利用できるので、ここまででも十分に利用するメリットがあります。

しかも、ちょっとでも分からない事があれば、画面右下のチャット欄にてすぐに質問することができます。僕も勘定項目がわからない時や、減価償却ってよくわかんない!!ってときに質問しましたが、1分以内に返答きますし、すぐに明確な答えを提示してくれるので、経理に関する理解を深めることもできました。

サポート
困ったときのチャットサポート

ほんとフリーランスにとって至れり尽くせりなWEBサービスです。

> 「freee(フリー)」をみてみる <

さて、ものすごく前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題である「請求書について」の細かな説明を紹介していきたいと思います。

請求書を郵送してくれる

post

WEBの画面上で見積り書や請求書が作れるというのを書きましたが、これまではつくった請求書は、メールで送信するか、印刷したものを自分で封筒にいれて、切手を貼ってポストに投函するという手間がありました。

freeeを使う前までは、メイクリープスやMisoca(みそか)という請求書管理のWEBサービスを使っていました。特にメイクリープスには請求書の郵送サービスがあり、作った請求書をクリックひとつで郵送することができていました。
この郵送サービスが便利なので、請求書はメイクリープスで作って、郵送までお願いし、経理情報はfreeeにて手動登録しようか。

などと考えてもいたのですが、2重登録の手間がある上にサービス利用料が余計にかかってしまうなどのデメリットがあり、実際のところはfreeeで作成したものを、印刷し、封筒にいれ、切手をはって投函するという、なんともアナログな作業をしていました。。。

請求書郵送サービスの開始

ところが!!
2016/08のアップデートにて、請求書を郵送してくれるサービスが開始されました!

freeeの請求書発送サービス

上の写真のようなメールが届いた時には、ひとりこのイノベーションに震えたことを覚えています。

しかも150円/1通と格安!

しかも150円/1通という格安で送ってくれるというもの。

通常切手の代金は82円なので、確実にその金額はかかるとして、その差額の68円で発送を代行してくれるということになります!!

自分で印刷して、封筒にいれて、投函するという手間を考えるならその68円は破格中の破格です。

ネット環境があればいつでもどこでも、請求書を郵送できるということになりますからね!

ほんとにこれは大きなイノベーションです。

まだ始まったばかりのサービスなので、依頼からどれくらいの期間で届くのかという点はよく確認して置かなければいけないですが、1日2日の誤差であれば許容範囲でしょう。

freeeは今後どのように変化していくか

僕が使い始めたのが2014年です。このころから見てもfreeeはシェアを伸ばすだけでなく様々な新機能を追加していっています。

途中で少し触れたレシートを写真で保管する機能についてもそのひとつ。時代に合わせた機能が追加されていっているので、今後もそのスタンスは変わらないと信じています。